はじめに
広告を出すにあたり、その媒体の選定は非常に重要なポイントとなります。
以前の記事においても、媒体すべてが同じではなく長所と短所があることをご紹介させていただきました。
今回は広告媒体の中でもSNS広告を代表する4つの広告媒体に焦点を当ててその特性についてのご紹介をさせていただきます。
(Ⅰ)Facebook
(Ⅱ)Twitter
(Ⅲ)Instagram
(Ⅳ)LINE
(Ⅰ)Facebook
「ビジネス向けのWEB広告と言えばFacebook」と言われるくらいの媒体です。
国内外問わず多くのビジネスパーソンが利用している実名制のSNSとなってます。
この媒体の主な特徴としては非常に細やかな“ターゲット選定機能”が備わっているという点です。年齢や性別、居住地域や家族構成などをプロフィールに設定している人も多く、それに合わせた広告配信の設定が可能となっています。加えて、非常に細かい広告メニューが搭載されていることも特徴の1つです。
表示方法としてはフィードと言われるユーザーの投稿が表示される箇所に同じように表示されます。
情報感度の高いビジネスパーソンが多く利用することが多いことから、BtoB向けの広告に適した媒体です。
(Ⅱ)Twitter
国内の若年層に多くのユーザーを抱えるSNSとなっています。
Twitter社自体としては「TwitterはSNSではない」とはしていますが、ここではSNSの1つとしてご紹介させていただきます。
Twitterの主な特徴としては爆発的な“拡散力”が備えられていることでしょう。リツイートと呼ばれるシェア機能によって、設定したターゲットからまた別の人へ、そこから更に別の人へと、シェアのされやすさと他のSNSにはない強みとなっています。
こちらの表示方法もタイムラインと呼ばれる投稿欄に表示されます。
幅広い年代に情報収集などの手段として利用されることもあり、BtoB向けとして利用されることも多くありますが、どちらかと言えばBtoC向けの広告に適した媒体と言えるでしょう。
(Ⅲ)Instagram
「2020年現在最も勢いのあるSNS」と呼ばれるサービスになっています。
写真や動画をメインとするSNSであり、若年層のユーザーが数多く存在しています。
こちらの表示方法は先ほどの2つのようにフィード(タイムライン)に表示される他にも、ストーリーと呼ばれる24時間で消滅する動画コンテンツとしても表示されます。
そして、こちらInstagramのターゲティングはFacebookと同じ広告システムを用いており、非常に細かいユーザーデータからのターゲティングが行えます。加えて、Instagram自身の“いいね!“に基づいた情報からもターゲティングが出来る為、ユーザーの興味関心のある情報も届けることが可能です。
写真や動画と言ったビジュアル的に「映える」素材を多く使う傾向にあり、BtoCに向いた媒体と言えるでしょう。
(Ⅳ)LINE
LINEは他のSNSと比べても圧倒的に高い“アクティブ率(アカウントを持ち、尚且つ利用するユーザーの割合)”が特徴のSNSです。国内のSNS利用者の中でも80%を超えるユーザーがLINEを利用していると言われており、多くのユーザーへの情報伝達が期待できる媒体となっています。
LINE広告の表示方法としては、これまでと同じようにタイムラインと言われるユーザーの投稿欄に表示される方法や、LINE NEWSと呼ばれるニュースページなどの広告枠に表示する方法があります。
多くのユーザーが趣味や娯楽としてでは無く“情報インフラ”として使用しており、ビジネス向けに活用するユーザーが少数な為、BtoC向けの媒体として活用されるケースが多く見受けられます。
まとめ:それぞれの特徴をつかもう
さて、今回はSNS広告の媒体中でも4つに絞ってお話をさせていただきました。
どの媒体もユーザーにより効果的に届けるための特徴や強みが存在しており、加えてWEB広告の一種であることから運用しながらの検証・改善が可能となっております。
より高い費用対効果を見込めるSNS広告をご利用してみてはいかがでしょうか。
ライター名:うまのお肉