ノベルティは手元に残してもらいたい
展示会や周年記念、年末年始のご挨拶など、様々な用途でつくられるノベルティ。渡した相手の手元に置いて使ってもらうことで、名前を覚えてもらう(認知)、ニーズがあったときに問い合わせてもらう(喚起)といった効果が期待できます。
ノベルティを制作するときに気になるのが、「手元に残しておいてもらえるか?」ということ。実際受け取ることも多いノベルティですが、もらっても扱いに困るものや、使わずそのまま……といった実体験がある方も多いからこそ、手元に残るのかどうかというポイントは気になるところですよね。
そこで今回は、数多あるノベルティの中でも1年以上、長いものでは3年以上使ってもらえる、手元に残しておいてもらえた実績あるノベルティを3つ、ご紹介したいと思います。
実際のオフィスで取材してみた
実際のオフィスで取材し、1年以上手元に残してあった・使っていたノベルティはこちら!
エントリーNo.1 スマホスタンド
エントリーNo.2 折りたたみ傘カバー
エントリーNo.3 レザー風小物入れ
オリジナリティあふれる、見たこともないような珍しい品! というよりは、比較的展示会でもよく見かけるラインナップですね。なぜこれらのノベルティは手元に残しておいてもらえるのか? ひとつひとつ詳しくその理由を探っていきましょう。
1.スマホスタンド
こちらは営業部の男性がいつでも目に入るデスクの上に置いていたもの。いつもらったか不明だそうですが、とにかく1年は経っていると思う、と言っていました。このスマホスタンド、スマホクリーナーも付属していて便利なように見えますが、あまり本来の使い方はされていないよう……。その代わり、ちょっと展示会の入場チケットや、ちょっとしたメモを立てるのに使っているそうです。デスク周りでちょっとなにか立て掛けたい、という場面、みなさんも経験ありますよね。スマホスタンドでなくてもいいのかもしれませんが、そうしたオフィスのニーズにマッチしたものであれば、デスクにずっと置いてもらえること間違いなし。
2.折りたたみ傘カバー
こちらは営業部の女性が仕事で使っているという折りたたみ傘カバー。1年ほど前の展示会でゲットしたそうです。折りたたみ傘カバーは可愛らしいものも多く市販されており、その女性もプライベートでは気に入ったブランドのものを使用しています。しかし、仕事用でカバンにずっと入れておいたり、オフィスに置き傘として置いておくものは正直デザインにこだわらないので、ちょうどもらったノベルティをありがたく使わせてもらっている、とのこと。このように、プライベート用と別で仕事用にもあると便利だな、というものはノベルティが愛用してもらえるチャンスかもしれません。
3.レザー調マルチトレイ
こちらは企画部の女性のデスクに置かれていたマルチトレイ。なんと3年前の展示会でいただいたものだそうです。フェイクレザーでつくられていて高級感があり、デスクに置いていても自然になじみます。スナップボタンがついている組み立て式なので、配布のときはかさばらず、使わないときなども平たくして収納できるので便利です。こちら少々リッチなノベルティにはなりますが、3年も手元にあるということはコスパは悪くないのではないでしょうか? 高級感があるものというのは長期的に使ってもらえるノベルティの特徴と言えます
まとめ:ノベルティは種類によって一長一短ある
いかがでしたでしょうか。ノベルティは品物によってコストもさまざま。街角でお馴染みのポケットティッシュなどは安価で大量に制作できますが、封入されている枚数は7〜8枚と、花粉症の時期なら一瞬でなくなってしまうようなボリュームのものが多く、手元にある期間は非常に短いものとなるでしょう。ボールペンは長く使ってもらえることもありますが、たいていオフィスにはその他のボールペンが溢れかえっており、使い切るよりも紛れてどこへやら……というケースが多いでしょう。もちろんポケットティッシュやボールペンといった「バラマキ」系のノベルティは認知を広めるという役割は果たすことができます。一方で「この商品がほしいな、そういえば以前展示会で見かけたな」というように、商機にふと思い返してもらえるためには、長く残るノベルティが最適。ノベルティの目的や業界、お渡しする人に応じて、最適なノベルティを選ぶことが重要です。
ライター:Buzz Word
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