WEBマーケティングってそもそも何?
言葉の意味はWEBをメインに行うマーケティングのこと。マーケティングという言葉もわかるようでなんとなくよくわからないワードですが、ここでは「売れる仕組みづくり」と定義しておきましょう。
つまりWEBサイトやWEBツールを使って、売れる仕組みをつくること。
さらに具体的に言えば、WEBサイトを起点として売上が上がること。これがWEBマーケティングです。
SEO? リスティング?
WEBマーケティングと検索するとWEB広告やSEO対策といった難しいワードが並びます。
いやいや、今までWEBマーケティングの「うぇ」の字も知らんかったのに、突然WEB広告とかハードル高すぎるねん……と挫折した人も多いでしょう。
今回は、もう全くWEB施策を打っていなかった、WEBサイト発端の売上どころか問い合わせ0のところから、どうやって売上を上げていくか? をご紹介したいと思います。
非常に小さなステップで解説していくので、ぜひ気軽な気持ちで読んでみてください。
STEP0:ドメインを取得しよう。
独自ドメイン、ありますか? (何をアタリマエのことをと思った方は次のSTEPへお進みください。)
ドメイン取得をSTEP0とした理由は、ドメインというものが、育てるのにそれなりの時間を要するものだからです
むしろ、WEBマーケティングはドメインを育てることが大半を占めると言ってもいいでしょう。
ちなみにWEBサイトを公開するのにはドメインともうひとつ、サーバーが必要になります。ドメインって何だ? サーバーって?となった方はこちらの記事が参考になります。
ドメインとは、簡単に言うとWEB上の住所のこと。
サーバーは土地と考えてもらったらいいでしょうか。
店舗を建てるのには土地が入りますし、来てもらうには住所をお伝えする必要がありますよね。
基本的にユーザーはWEB上で情報を探すとき、検索エンジンに頼ります。
しかし、往々にして取得したてのドメインは検索しても表示されません。
※ あくまでGoogle検索エンジンの話をしています。
それぞれの違いはまた別の記事で……。
表示されるにしてもとーっても下位(検索結果の2ページ目以降とか)。
いろいろな理由がありますが、ドメインの信頼性がまだ低いうちは、上位表示されにくいのです。もちろん、WEB広告などを出せば、検索結果上の方の「広告」枠に表示することも可能ですが。
Googleにおいては、めちゃめちゃ平たく、簡単に、誤解を恐れず言うなら、
「ユーザーに有益な情報が載ったWEBサイト」を上位表示させるというプログラムになっています。
この記事に詳しく書いていますのでまた御覧ください。
できたてほやほやのドメインは、まずGoogleが存在を知りません。
Googleに認知してもらって、ユーザーに有益な情報を掲載して、
さらにドメインの運営期間が長くなったり、他のサイトからリンクされたり、
たくさんのユーザーが訪れて、滞在時間もしっかりあったりと、
本当にいろいろな要件が満たされて、ようやく検索結果の上位に表示されます。
ドメインの信頼性のわかり易い例を挙げるなら、
A 新しくドメインを取得して新しく立ち上げたサイト
B 昔からあったドメイン・WEBサイトをリニューアルしたサイト
公開日も同じ、中身も同じであっても、
Aは検索結果に表示されるのに相当の時間がかかりますが、
Bは比較的早く検索結果に表示されます。
もちろん中身も大事ですが、運営期間が長いほうが優位なんですね。
そうしたドメインの信頼性を上げていくのは、一朝一夕ではできません。
本当に長い時間がかかります。
老舗の信頼感を出すのには時間が必要、店舗経営に似たところがありますね。
まとめ:まずはドメインを取るところから
いかがでしたでしょうか。WEB広告は費用をかけて効果が出るのも早いですがコストも掛かる、その場その場の施策です。この連載では、効果はゆっくりだけどいずれ会社の財産となる、資産運用的なWEB施策をご紹介していきます。ぜひひとつひとつ取り組んで、WEBマーケティングを成功させましょう。
ライター:おまけ