【CRSのすすめ】脱プラスチックで海洋プラスチックごみから海を守ろう!

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海洋ごみ問題、どこまで知っていますか?

世界的に扱われる問題で、2019年大阪市で開催されたG20サミットでも議題に上がった海洋ごみ問題。特にその中でも海洋プラスチックごみは今、世界で注目し、問題視されています。環境省の調べによると、世界では毎年少なくとも海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トンといわれています。2050年にはプラスチックごみの重量が魚の重量を超えることが予測されています。

なぜ海洋プラスチックごみが問題なのでしょうか?もう一度おさらいしてみました。

 

 

海洋プラスチックの影響

 

生態系への影響

まず1番注目されるのが海の生物に与える影響でしょう。鼻にストローが刺さったウミガメが発見され苦しむ姿ははとてもショッキングな映像で海洋プラスチックごみへの関心が高まったきっかけといわれます。ポリ袋などは、海鳥や魚、ウミガメなどがエサと間違えて食べてしまいます。プラスチックは体内で消化されません。消化管が詰まったり傷つけられたり、ウミガメ以外にも海洋哺乳類たちが誤って摂取したり、海洋プラスチックごみに絡まることで死んでいます。ウミガメは52%、海鳥の90%以上が生涯のうちにプラスチックを1度は摂取していることもわかっています。(「WWF: 海洋プラスチック問題について」参照)

 

生態系への影響

産業に与える影響も少なくはありません。海洋プラスチックごみが海洋環境を破壊し、生態系が崩れ本来取れるはずの海洋生物の漁獲量が減ったり、漁具にゴミが絡まって海洋生物を捕らえられない、使えなくなるといった損失が出ます。海洋プラスチックごみによって生物が怪我をしたり死んでしまったりして数が減るなどの影響もでてきます。また漁業だけでなく、観光業にも影響を与えます。観光業の場合、海水浴やマリンスポーツを楽しむ人たちはプラスチックにより汚染された海には行かなくなります。それによって観光業での収入が減ってしまい、経済的な損失がおきます。

 

人への影響

さらに私たちの人体への影響もでてきます。体内にプラスチックが蓄積された魚を私たち食べると間接的に私たちの体内にもプラスチックが入ってきます。非常にゆっくりと有害性の低い化学物質に分解され、何十年も留まります。現在、人体への影響がどのようにあるかはまだ十分な結果がでていませんが、元々食用ではない化学物を摂取するのですから良い影響とは考えにくいため問題視されています。

 

 

海洋プラスチックごみ問題への取り組み

 

政府による取り組み

海洋プラスチックごみ対策アクションプランというものを環境省は策定しています。

・プラスチックごみの回収・適正処理をこれまで以上に徹底するとともに、ポイ捨て・不法投棄及び非意図的な海洋流出の防止を進める。

・すでに排出されたごみについては、まず陸域での回収に取り組む。さらに、一旦海洋に流出したプラスチックごみについても回収に取り組む。

・海洋流出しても影響の少ない素材(海洋生分解性プラスチック、紙等)の開発やこうした素材への転換など、イノベーションを促進していく。

(出典:環境省:公式サイト:http://www.env.go.jp/press/106865.html

 

エコ4Rの取り組み

Refuse(リフューズ):減らす

Reuse(リユース):繰り返し使う

Recycle(リサイクル):資源として再利用

「3R」はよく知られていますが、この3RにRefuse(リフ):断る

Reduce(リデュース)を加えた4Rが近年注目されています。レジ袋やストローなど、不要なものは「いりません」と断ること。結局捨ててしまうような余分なものを消費しないという考えですね。

 

企業の脱プラスチック・減プラスチックの取り組み

脱プラスチック・減プラスチックの現実的な選択肢としてより多くの企業で検討・取り組みされているのが、バイオプラスチックやFSC®認証紙を使用した代替素材への切り替えです。

・カフェ、ファミレスチェーン店が紙ストローを導入

・紙包装の市販のお菓子

・容器を紙製・バイオマスプラスチックなどに移行

また代替素材への切り替え以外にもプラスチック回収・再生を支援する企業もあります。

 

 

脱プラスチックの副産物的なメリット

 

現在、SDGsの取り組みや脱プラスチックの関心は年々高まっています。しかし実際に各企業がエコに対応するには知識や事前準備、コストなどの負担があり、導入するのは簡単ではありません。それでも、脱プラスチックへの取り組みは持続可能な社会を作るために必要なだけでなく、将来的に企業イメージアップする上でも重要になってきます。企業イメージをクリーンなものにできれば社会的な評価も上がり、利益にもつながることが期待されます。

日本企業として環境に対する社会的責任を果たすためにも、脱プラスチックは早急に取り組むべき課題です。

 

 

まとめ:これからの消費社会の差別化として

 

就活のときに企業を選ぶ基準として、CSRやSDGsの取り組みに注目するという傾向もあります。

消費者の多くが「この企業は’よい’企業なのか?」で商品やサービスを選ぶようになる時代もすぐそこということです。今のうちからエコ素材を導入した事例を発信し、この取り組みが広告となり集客や大きな収益、企業のイメージアップにもつながることが期待できます。

代替素材を上手に取り入れおしゃれなイメージの打ち出しで新しいビジネスチャンスを捕まえましょう。

ライター:パリジェンヌ


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